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金沢駅西地下通路 写真未入手 演奏可能時間 終日演奏可能。 設置期間 2018年9月12日 - 2020年4月10日頃 設置場所 石川県金沢市広岡一丁目8 アクセス <JR北陸本線・IRいしかわ鉄道> ・金沢駅から徒歩3分 <JR北陸新幹線> ・金沢駅から徒歩3分 <北鉄電車浅野川線> ・金沢駅から徒歩5分 <空港・各方面からのアクセス> ・小松空港から ・東京から ・福井から ・高岡から ・小松から 設置ピアノ グランドピアノ。 設置環境 屋内、地下街 近隣のまちなかピアノ もてなしドーム 徒歩4分。金沢駅構内を東に抜ける。 その他 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、 2020年4月11日頃以降、使用中止。 関連リンク twitter関連投稿 Instagram関連投稿
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数週間前の職員室 ロ「夏休みに入ったら皆で海に行きたいんだけどどうかな?」 いつもの唐突なローゼンの提案も今回ばっかりは皆の同意を得た。 雛「わ~い!海なの~!!」 薔「・・・校長と海水浴・・・行く!」 雪「な!・・・仕方ない・・・私も行くか・・・」 蒼「久しぶりに海水浴ってのもいいかもね!僕も行くよ。」 翠「蒼星石が行くなら翠星石も行くですぅ~!」 真「たまにはいいのだわ」 水「楽しそぉねぇ?行くわぁ~」 金「面白そうだから行くかしら~!」 ラ「あの・・・私も参加しても・・・?」 一同(!?教頭がアクティブに!??) ロ「楽しそうだから先生方一名に付き3名まで友人を招待していいことにしよう! んじゃまた明日ね~」 一同「お疲れ様です」 =翌日= 雛の場合 雛「とーーーもーーーーえーーーーーーーー!!!」 ガバッ 巴「先生!?朝っぱらから抱きついてくるなんて何処かの校長みたいですよ?」ロ「クシュン」 雛「そんな事どうでもいいのよ~!夏休みに皆で海に行くのー!巴も来るのーーー!!」 巴(桜田君来るのかな・・・?)「楽しそうですね・・・じゃあ急いで宿題終わらせないと ですね!」 巴参加決定 雛「ベリーベルーーー!!」 べ「あ、ヒナチャだ~!どうしたの~?」 雛「夏休み一緒に海に行くの~!嫌?」 べ「久しぶりにヒナチャと遊べるのーーーー!明日一緒に新しい水着買いにイコ?」 雛「それじゃあ決まりね?楽しみなのーー!」 ベリーベル参加決定 真紅の場合 真「JUM!夏休みに家に居るだけじゃ体に悪いのだわ。私が海に連れてってあげるのだわ」 J(柏葉も来るのかな・・・?)「他に誰かいるのか?」 真「巴は来るわよ?」 J「そそそそういう意味じゃ・・・。行く!!!!」 真(所詮男の子ね・・・)「日程は後で連絡するのだわ」 JUM参加決定 ホ「しーんく!海行くんだって?まさか私を誘わないなんて事は・・・」 真「無いのだわ。一緒に行くに決まってるじゃない」 ホ「・・・真紅・・(ウルウル」 真「?」 ホーリエ参加決定 蒼・翠星石の場合 翠「翠星石は蒼星石が来ればそれでいいですぅ~♪デモ誘ってやらないときっと泣くからスィの奴も誘ってやるですぅ♪」 蒼「僕もレンピカだけでいいや。翠星石が居るしね!」 翠「蒼星石・・・」 蒼「翠星石・・・」 レンピカ・スィドリーム参加決定 水銀燈の場合 水「めぐ~!夏休みに皆で泊まりで海行くんだけどぉ一緒に来るぅ?」 め(桜田君を手に入れるチャンス・・・!その上先生と同じ布団で寝られるかも!! フフフフ行かない手は無いわ・・・。) 水「めぐ?どぉしたのよぉ?具合でも悪いのぉ?」 め「あ、いえ!何でも無いです!是非行かせてください!!」 水「決まりねぇ~。それと巴が来るから水着は気合いれなさいよぉ~。」 め「ハイ!!って・・・しまった!!」 水「フフフ・・・お馬鹿さぁん~♪」 めぐ参加決定 水「メイメイも行くわよね?」 メ「えぇ行くわぁ~♪ヤクルト買いだめしなくっちゃ~」 水「メイメイもぉ?やっぱり気が合うわねぇ~♪」 水・メ「フフフフフフフ」 メイメイ参加決定 金糸雀の場合 ピ「カナは誰を誘うのかしら~?」 金「大丈夫かしら~!ピチカートは決定済みかしら~ 嫌とは言わせないかしら~~♪」 ピ「ほ、本当かしら~?!とっても嬉しいかしら~(ウルウル」 金「ピチカートと一緒に小型潜水艦で水中散歩かしら~♪」 ピ「楽しみかしら~♪」 ピチカート参加決定 ローゼン・薔薇水晶・雪華綺晶の場合 薔「校長・・・」 ロ「薔薇ちゃん・・・」 雪「おいローゼン・・・今すぐその手を離せ・・」 いつもどうり ラプラス(白崎)の場合 白「槐~~!夏休みに皆で海に行くんだ~!一緒に来るよね?」 槐「いつもと違って乗り気なのは何故だ?」 白「教師陣が全員参加+皆きっと事務員さんを誘うよ?この意味君ならわかるよね?」 槐(な!!?何てこった・・・うちの学園の教師の水着姿だと?行かなければ男じゃない・・・) 「行く!!!!!絶対に行く!」 白「言うと思ったよ~♪赤外線カメラの用意・・・ヨロシクね~?」 槐「任せておけb」 槐参加決定 こうしてローゼンのプライベートビーチ+別荘での2泊3日のバカンスが始まろうとしていた。
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元スレURL 絵里「私とμ'sの夏休み」 概要 SID風で絵里とμ’sの夏風景 タグ ^絢瀬絵里 ^μ’s ^ほのぼの 名前 コメント
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長門「夏休みサイコー!」 ① ② 戻る 次へ 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 20 37 03.96 ID dS5GKq0JO 8月17日 朝倉「夏休みもあと二週間かー」 長門「……」 朝倉「なんだかんだであっという間よね」 長門「そう」 朝倉「学校行きたくなーい!」 長門「……」 朝倉「はぁ……憂鬱ね」 長門「まだ二週間ある」 朝倉「にゃー!」ゴロゴロ 喜緑「涼子、静かにしなさい」 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 20 46 25.21 ID dS5GKq0JO 長門「下着はここに入れとく」 喜緑「今週中にパスポートの手続きしなさいよ。日曜日までには北米の家に帰らないと」 朝倉「北米じゃないわよ。カナダよ、カ・ナ・ダ」 喜緑「あっちの学校も九月からでしょ」ムカッ 長門「……」 喜緑「いいから、さっさと支度しなさい」 朝倉「いやだー!有希ー!帰りたくないよぉぉぉぉ!」 長門「……」 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 21 13 48.94 ID dS5GKq0JO 翌日 朝倉「はやくはやく!」 長門「待って」 喜緑「もう……遊びに行くってなったらすぐこれなんだから……」 朝倉「だって海よ!瀬戸内海!!」 喜緑「旅券取りに行くついでだからねー」 朝倉「わかってる!」 長門「楽しみ」 喜緑「……ふふっ そうですね」 朝倉「レッツゴー!」 Prrrrr!! 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 21 16 04.91 ID dS5GKq0JO 喜緑「!」 朝倉「へっ!?」 長門「……」 Prrrrr... 長門「」ピッ 長門「もしもし」 ハルヒ『有希、あんた今日ヒマでしょ』 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 21 20 30.26 ID nZaGftu/O うわああぁぁぁぁぁぁぁぁあああっっっっっっ!!!!!!!!!! 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 21 22 30.15 ID dS5GKq0JO 長門「今日はうm」 ハルヒ『プールよ!プール!!二時ジャストに駅前に全員集合だからねっ!』 長門「……」 喜緑「」コクッ 朝倉「だめよ!!」 喜緑「しっ」 ハルヒ『きいてんのー?』 長門「……わかった」 ハルヒ『ちゃんと来なさいよー』 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 21 30 50.78 ID dS5GKq0JO ハルヒ『おーばー♪』 長門「」ピッ 朝倉「有希……?」 長門「涼宮ハルヒからプールに誘われた。残念ながら海には行けない」 朝倉「……嘘でしょ」 喜緑「長門さんが行けないならしょうがないですね……瀬戸内旅行は中止で」 朝倉「だ、だったら涼宮さんたちも一緒に……」 喜緑「無理に決まってるでしょ!あきらめなさいっ!」 朝倉「しょんなぁぁぁぁ……」ヘナヘナ 長門「申し訳ない」 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 21 45 25.79 ID dS5GKq0JO そのまた次の日 ハルヒ『浴衣買いに行くわよ!』 長門「了解した」 朝倉「……」 長門「いってきます」ガチャ 喜緑「いってらっしゃーい」 バタン! 朝倉「……なによ、二日連続で部活?」 喜緑「長門さんは色々と忙しいですから」 朝倉「私とえみりは友達なんていないもんねーっ」 喜緑「始業式までに生徒会の仕事がありますー」 朝倉「ふんっ!学校の委員会なんて、それこそ陰気な連中の集まりよ」 喜緑「なんですって!」 朝倉「うわ!ごめんなさい!!」 喜緑・朝倉「はぁ……」 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 21 53 50.87 ID dS5GKq0JO 朝倉「暇ね……」 喜緑「暇ですね」 朝倉「海行きたい」 喜緑「それはまた来年」 朝倉「うー!」ジタバタ 喜緑「八月だけでも三回は行ったでしょ、もう十分じゃない」 朝倉「カナダはめちゃくちゃ寒いのよ、あっちで泳げる日なんてないわ」 喜緑「そうですか……」 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 22 01 28.69 ID dS5GKq0JO 朝倉「あー!もうっ!なんかやることないのかしらー!」 喜緑「休みが多いのも困りものですね」 朝倉「っていうかさ、この部屋テレビすらないでしょ?」 喜緑「本なら何冊かありますよ」 朝倉「そうじゃなくて、なんかこう……遊戯的なモノは置いてないわけ?」 喜緑「トランプくらいなら……」ガサゴソ 喜緑「ありませんね」 朝倉「はぁ……」 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 22 07 13.80 ID dS5GKq0JO 朝倉「買ってきてよ」 喜緑「なにを?」 朝倉「トランプ」 喜緑「えーっ」 朝倉「安っぽいのなら近くのコンビニに売ってるわよ」 喜緑「涼子が行きなさいよ」 朝倉「やだ」 喜緑「お菓子買ってきてもいいわよー」 朝倉「いく」 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 22 16 56.02 ID dS5GKq0JO 朝倉「ふっふっふー……買ってきたわよー、トランプ」シャカシャカ 喜緑「なにやるの?」 朝倉「大富豪」 喜緑「ああ、それなら知ってるわ」 朝倉「ねぇ、なにか賭けない?」 喜緑「えーっ」 朝倉「お金とか」 喜緑「いいわよ」 朝倉「えっ 即答?……今いくら持ってるのよ」 喜緑「32万」 朝倉「は!?」 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 22 29 16.79 ID dS5GKq0JO 喜緑「あら、別に普通じゃない?」 朝倉「いやいやいや!絶対おかしいからっ!毎月どんだけもらってんのよ!?」 喜緑「支給金の額は、急進派も穏健派も変わんないでしょ」 朝倉「じゃあなんで!」 喜緑「特に買いたいモノがないからかな……長門さんにも聞いてみたら?多分わたしよりお金持ちよ」 朝倉「あの子は服とか興味ないし、常食レトルトカレーだし……結構貯まってそうよね」 喜緑「涼子が使いすぎなのよ。今いくらある?」 朝倉「二万四千円……」 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 22 37 20.98 ID dS5GKq0JO 喜緑「ギリギリじゃないの」 朝倉「今月はおでんで乗り切るわ……」 喜緑「とか言っていつも私に泣き付いてくるのよねー」 朝倉「渡しなさいっ……その三十万」 喜緑「奪えるもんなら奪ってみなさいよ……!」 朝倉「舐めてもらっちゃ困るわ……!」 喜緑「(昼休みに会長といつもやってますからね。まぁ負けることはないでしょう)」 朝倉「いくわよ!」 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 22 51 07.18 ID dS5GKq0JO 長門「ただいま」 喜緑「おかえりなさい」 長門「?」 朝倉「」ドヨーン 長門「どうしたの」 朝倉「有希ー!!えみりが!えみりが!」 長門「……」ジー 喜緑「ち、違いますよ。涼子が賭けようって言ったのが悪いんでしょ!」 朝倉「だからって全部持ってくことないじゃない……」グスッ 長門「仲良くして」 喜緑「もー!わかったわよ!!今月と来月分の食費くらいなら貸してあげます」 朝倉「わーい!ありがとー!えみり大好きっ!」 喜緑「結局、六万円も取られたわ……」 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 22 56 12.38 ID hksLnyYG0 全部持って・・・つまり今朝倉は裸・・・か? 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 22 56 49.55 ID PdDquxym0 27 !!! 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 23 04 33.67 ID dS5GKq0JO 長門「帰ってさっそくだけど……」 ハルヒ『有希ー!まだなのー?』ピンポンピンポン みくる『あのー……そんなに強く押したら壊れるんじゃ……』 長門「盆踊りに行ってくる」 喜緑「……ホントに大変ですね。車に気を付けて」 朝倉「あのさー、有希」 長門「なに?」 朝倉「テレビカッテー」 長門「……」 朝倉「でっかいの」 喜緑「こ、こらっ!長門さんが困ってるでしょう?」 朝倉「えみりがさー、見たい映画があるんだってー」 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 23 17 34.13 ID dS5GKq0JO 朝倉「なんかさー、大画面のーっ、しかもブルーレイで見たいらしーよぉー」 長門「そう」 喜緑「いいんですよ長門さん!!自分で貯めて買いますからっ!」 長門「構わない。私が払う」 朝倉「やったね!えみりっ!」 長門「お金」ドン!! 朝倉「きゃー!すごーい!」 喜緑「こ、こんなに……」 長門「みんなで観れる大きなテレビを買うといい」 喜緑「長門さん……」 朝倉「有希……」 長門「じゃ」 喜緑・朝倉「い、いってらっしゃいませ!!」 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 23 21 02.29 ID hksLnyYG0 長門さんオットコ前やでぇ 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 23 28 06.66 ID nZaGftu/O そりゃキョンがお面買ってやるって言っても鼻で笑って断るわ 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/29(火) 23 38 42.20 ID dS5GKq0JO 喜緑「か、買っちゃったわ、アクオスのデジタルハイビジョン液晶テレビ……52型」ドキドキ 朝倉「あれ?これってどこが再生ボタンかしら?」 喜緑「ねぇねぇ!はやく見ましょうよ!!」 朝倉「まぁまぁ落ち着きなさいって」 喜緑「」ワクワク 朝倉「待ってなさいよー……ほらできた!」 ジャジャジャーン!! 喜緑「いやあああふぅあはッ!!おっきー!!!」 朝倉「はしゃぎすぎよー」 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 00 00 36.55 ID PSV3UeLqO ディカプリオ『ろーず!』 知らね『じゃっく!』 ウィー・・・アッ!スメェー・・ホウエーアッーフォゥユアー! 喜緑「」ウルウル 朝倉「……」 喜緑「悲しいお話ね……」 朝倉「……Zzz」 喜緑「あれ?もうこんな時間?」 長門「そう」 喜緑「長門さん!」 長門「過度な視聴は身体に悪い」 喜緑「……すいません」 長門「テレビは一日六時間。ゆきりんとの約束」 喜緑「は、はい!」 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 00 06 35.48 ID PSV3UeLqO またまた次の日 ハルヒ『セミ取り!』 長門「今日だけテレビ禁止」 喜緑「はい……」 長門「いってきます」ガチャ 朝倉「いってらっしゃーい」 バタン! 喜緑「グスッ……長門さんに叱られました」 朝倉「私寝てたのに、とばっちりよね」 喜緑「うぅ……ごめんなさい」 朝倉「んじゃ、DVD返してくるわー」 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 00 18 13.63 ID PSV3UeLqO ズンタカタタッ!ズンタカタタッ!カイマスカシマス・・・ゲオ、ゲーオ!! 朝倉「ここはいつまで百円レンタルなのかしら」 朝倉「……にしてもよ、テレビが見れないとなるとまた暇になるじゃない」 朝倉「まったく……しょうがないわね。あのワカメは」 店員「いらっしゃいませ~。お求めの商品は?」 大人「えっーと、なんだったけ……?」 子ども「シルバーだよ!ソウルシルバー!!」 幼女「私ハートゴールドっ!」 店員「かしこまりました」 朝倉「ん?」 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 00 28 13.20 ID PSV3UeLqO 喜緑「チェンジ……フルハウスだわ」 ガチャッ バタン! 朝倉「おかえみりー!」 喜緑「ただいま、でしょ」 朝倉「ククク……買っちゃった」 喜緑「なにを……?(まさか)」 朝倉「DSよ!DS!!」 喜緑「でぃーえす?」 朝倉「ゲームよゲーム!ほらソフトも一緒にっ!」 喜緑「……これ高かったんじゃない?(やっぱり、さっそく無駄遣いしてるわ)」 朝倉「あっ ゲーム機代、えみりの分は払ってね。二万円よ」 喜緑「なんですかそれ!」 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 00 41 36.65 ID PSV3UeLqO 朝倉「ポケモンって知らない?」 喜緑「知りませんし、やりません」プイッ 朝倉「金バージョンと銀バージョンがあるけど、どっちにする?」 喜緑「だから、やりませんって……」 朝倉「じゃあ私が銀ねっ。はい、ハートゴールド」 喜緑「(なにこの孔雀……ださい)」 朝倉「これは復刻版らしいわ。リメイクされるくらいだからきっと面白いわよっ」 喜緑「……そんなに言うならやりますよ」 朝倉「万歩計も付いてるなんてお得よねー」テンテレン 喜緑「(あっ……銀バージョンの怪獣カッコいい)」 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 00 49 40.72 ID PSV3UeLqO 喜緑「この三匹から選ぶんですか?」 朝倉「わたしワニノコーっ!えみりは?」 喜緑「このかわいらしいお馬さんで……」 朝倉「水タイプに対して草タイプってわけか……!臨むところねっ!」 喜緑「ん?……これって対戦できるんですか?」 朝倉「えっ そうでしょ?ほら、このパッケージに書いてあるし……」 喜緑「……」ピコピコ 朝倉「あっ!ちょっとー!先に進めないでよ」 喜緑「早い者勝ちです」 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 00 51.61 ID PSV3UeLqO 長門「ただいま」 朝倉「いっけぇぇぇ!!オーダイル!!」 喜緑「させませんっ!デンリュウ!かみなり!!」 長門「……なにしてるの?」 朝倉「くそー!また負けたぁ!!」 喜緑「ふふふっ……」 長門「……」 朝倉「ルギアのレベルを上げてくるわ……」 喜緑「ちょっ!伝説は禁止ですからね!!」 朝倉「なによー、えみりは強いんだからいいでしょ」 長門「」ゴゴゴゴゴ・・・! 喜緑・朝倉「ハッ!」 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 08 54.72 ID PSV3UeLqO 長門「それは」 喜緑「な、長門さん……」 長門「テレビゲーム」 喜緑「あわわわ……」 長門「座って」 朝倉「有希!?あのね、これはあれよっ!その、なんていうかあれよっ!あれだあれ!!……あれ?」 長門「座って」 喜緑「ち、違うんです長門さん!!これには訳がっ!」 長門「座って」 喜緑・朝倉「はい……」 長門「……」 朝倉「……」 喜緑「……」 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 15 50.71 ID PSV3UeLqO 長門「今日の朝」 喜緑「はい」 長門「テレビは禁止、と約束したはず」 喜緑「はい……」 長門「この白い機械はなに?」 朝倉「……任天堂のwii」 長門「これは?」 喜緑・朝倉「ポケモンバトルレボリューション!!」 バァンッ!!! 朝倉「」ビクッ 喜緑「」ビクッ 長門「ざけんな」 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 29 32.32 ID PSV3UeLqO 長門「没収」 朝倉「ああ……」 長門「明日までテレビとゲームは禁止」 朝倉「そんなぁ」 喜緑「わかりました」 長門「本当に?」 喜緑「うぅっ」ビクッ 長門「……」ジー 喜緑「……も、ももちろん!」 長門「あなたを信じる」 喜緑「ありがとうございます……」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 36 01.32 ID PSV3UeLqO 朝倉「ねぇえみりっ!一っ走りしてこない!?」 喜緑「へ?」 朝倉「ほ、ほらっ!インドア派の遊びばっかじゃいけないわよー?たまには外で身体を動かさないとねっ!」 長門「……」 喜緑「そ、そうですね!走りましょうか!!」 長門「頑張って」 喜緑・朝倉「いってきまーす!」 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 38 39.76 ID PSV3UeLqO 朝倉「はっ!はっ!」 喜緑「はっ!はっ!」 朝倉「くそぅ……!またこいつかっ!!」 喜緑「きゃー!!遂にきました!なみのりピカチュウです!!」 朝倉「えーっ!いいなぁ」 長門「……」 DS「……」 長門「……」スッ DS「テンテレン」 長門「」ピコピコ 長門「!?……いけない」 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 39 52.58 ID t05qZhV5O ポケウォーカーwww 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 52 17.29 ID PSV3UeLqO 長門「……」ピコピコ 長門「このカビゴンというのは」 長門「……かわいい」 朝倉「おかえみりー!」ガチャ 長門「!」 朝倉「もう朝かー。走りすぎたわ……」 喜緑「ん?あっー!長門さんが涼子のDS触ってる!」 朝倉「え!?」 長門「これは……」 朝倉「そおぉおおぉおおい!!なにしてんのよぉぉぉぉぉ!!!」 長門「あっ」 朝倉「……よかった!ちょっといじくられてるけど、データは無事だわ!」 長門「勝手に遊んでごめんなさい」 喜緑「もしかして……長門さんもポケモンやりたいの?」 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 01 56 20.21 ID PSV3UeLqO 長門「……」 朝倉「そうなの、有希?」 長門「」コクッ 喜緑「なんだー、言ってくれればよかったのにー」 長門「これはどこで売ってるの?」 朝倉「私たちのはゲオで買ったわよ」 長門「……買ってくる」 喜緑「あ、私も一緒に行きます」 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 02 03 28.57 ID PSV3UeLqO みくる「ふえー」 キョン「あっちぃ」 古泉「いやはや、風船配りというのもなかなか辛い仕事ですね……」 ハルヒ「ごくろーさん!」 長門「」ピコピコ キョン「あれ?」 長門「」ピコピコ キョン「いないと思ったらこんなとこにいたのか……」 長門「」ピコピコ キョン「おーい、何やってんだ?長門」 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 02 10 21.37 ID PSV3UeLqO 長門「ゲーム」 キョン「ゲームってお前……俺たちがこんな暑苦しい着ぐるみ被って風船配ってる間ずっと……」 長門「!?赤いギャラドスきたー」 キョン「……ま、いっか。楽しそうだし」 古泉「んふっ 貴方は長門さんに甘いですね」 キョン「いつも助けてもらってるしな、文句は言えんさ」 長門「モンスターボール」 長門「いまだ」ガチャガチャ!! みくる「ふぇ……」 長門「」ガチャガチャガチャ!! 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 02 22 29.66 ID PSV3UeLqO 数日後 長門「勝った」 朝倉「負けた……」 喜緑「長門さんのバンギラス強いわね」 長門「」ムッフー 朝倉「ポケモンばっかやってる内に夏休みも終りねぇ……長かったような短いような」 喜緑「明後日から学校かー……って涼子あなたカナダ行きは!?」 朝倉「ワスレテター」 長門「……」 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 02 30 55.46 ID PSV3UeLqO 喜緑「月曜の便が空いてるらしいわ」 朝倉「えっー」 喜緑「えーじゃない!学校はどうするの!」 長門「帰るの?」 朝倉「うん」 長門「」ブワッ 朝倉「有希……」 喜緑「やだわ、泣かないでよ長門さん……私まで……」ブワッ 朝倉「えみり……」 長門「……遠く離れていてもポケモンはできる」 朝倉「そうよね、便利な世の中。また来年会いましょう」 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 02 40 36.78 ID QRwMbyBJ0 長門かわいすぎるだろ 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 02 44 01.42 ID PSV3UeLqO ハルヒ「これで課題は一通り終わったわね」 ハルヒ「うーん。こんなんでよかったのかしら」 長門「……」 ハルヒ「明日は予備日に空けておいたけど、そのまま休みにしちゃっていいわ!」 長門「!」 ハルヒ「また明後日、部室で会いましょう」 キョン「ふぅーやれやれ……この二週間はあいつに振り回されっぱなしだったな」 みくる「すごく疲れましゅた……」 キョン「宿題やってねー」 古泉「ここ何日かはごたついてましたからね。どうでしょう?明日、一緒に片付けませんか?僕の家で」 キョン「断る」 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 02 51 53.61 ID PSV3UeLqO 夏休み最終日 朝倉「じゃーねぇ!」 長門「ばいばい」フリフリ 喜緑「……行っちゃたわね、涼子」 長門「……」 喜緑「でも、まっ!今日一日使ってお別れパーティできたからいいですね、ね?」 長門「」コクッ 喜緑「帰りましょうか」 長門「朝倉涼子……」 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 02 58 33.87 ID 8+0tCwiC0 いい話じゃねぇか・・・ 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 03 06 31.29 ID PSV3UeLqO 喜緑「はぁー。空港から家までは長かったわね」 長門「そう」 喜緑「今日まで私が夕飯の支度しますから。長門さん、先にお風呂入ってください」 長門「わかった」 シャー 長門「……」 女子A『そうなのよ~、ほんと臭くってさ(笑)』 女子B『なにそれっ!チョ→ウケるんですけどww』ゲラゲラ 長門『……』 女子B『……あのさ、ほら、あそこ。ずっと本読んでる奴いるじゃん?あいつかなりウザくね?』 女子A『ん?……ああ、長門さんね。人見知りなのよ、察してあげなって』 女子B『そっか……え?なに?うわっ!それマジ?きも~いw』 長門『……』ペラッ 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 03 13 34.26 ID PSV3UeLqO 長門「……」 喜緑「ご飯できましたよー」 長門「いただきます」 喜緑「今日は夏野菜カレーです!」 長門「……美味しそう」 喜緑「いつもレトルトのヤツじゃなくて、私がいない時でもこれくらい自分で作ってくださいね……?たまには」 長門「そう」パクパク 喜緑「(元気ないなぁ。長門さん……やっぱり涼子がいなくなって寂しいのね)」 長門「……」パクパク 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 03 23 31.96 ID PSV3UeLqO 喜緑「くっ……!じしん!!」 長門「バクフーン、ふんか」 喜緑「負けましたね。ダメだ……やっぱり強すぎますよ」 長門「……」 喜緑「でも、これからはこの二週間みたいに毎日ゲームばっかりなんてできなくなりますね」 長門「!?……なぜ」 喜緑「えっ……だって、長門さんは涼宮さんたちといつも部活だし、私だって学校がある日は生徒会に顔出さないといけませんから」 長門「……」 喜緑「あら、もうこんな時間……じゃあ長門さん、また明日」スッ 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 03 30 42.36 ID PSV3UeLqO 長門「……」ガシ 喜緑「ん?あれ……動かない」 長門「いや」キュッ 喜緑「長門さん?」 長門「行かないで」 喜緑「……」 長門「ここにいて……」 喜緑「うふふ……今日は一緒に寝たいんですか?」 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 03 38 03.47 ID PSV3UeLqO 長門「……」 喜緑「もー、そんなんで明日大丈夫なんですかぁ?」 長門「……」キュッ 喜緑「(うわ!な、長門さんが泣いてる……の?)」 長門「……」ブルブル 喜緑「……ホントにどうしたんですか?」 長門「怖い……」 喜緑「えっ」 長門「学校が怖い」ガタガタ 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 03 50 02.80 ID PSV3UeLqO 喜緑「……」 長門「あんな……好きでもない人達と……共に半日も過ごさないといけないなんて考えられない……」ガタガタ 長門「教室に漂う、あの独特の……よだれ臭い匂いが嫌い……」ガタガタ 長門「教員の怒号がうるさい……授業なんて胸がツマるだけ……」 喜緑「……」 長門「学校に行きたくない」 喜緑「……多分、大体の人が同じこと考えてますよ。休みあけなんてそんなもんです」 長門「ううぅ……」ガタガタ 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 04 00 21.32 ID PSV3UeLqO ハルヒ「ううぅ……」ガタガタ ハルヒ「学校行きたくないわねぇええ……」ガタガタ ハルヒ母「馬鹿なこと言ってないで、はやく寝なさい」 ハルヒ「だってあんなに楽しい夏休みは初めてだったから……」 ハルヒ母「はいはい、その話は何度も聞いたわよ」 23 59 チッチッチッ・・ ハルヒ「もう一回夏休みやりたいわぁ……」 ハルヒ母「あら、もうこんな時間」 ハルヒ「よーし……時よ戻レ!!」 ハルヒ「なんつって」 00 00 チーン 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 04 12 12.16 ID PSV3UeLqO 長門「!」 喜緑「!?」 グニャアアア~ン 長門「これは……」 喜緑「ちょっと!これってタイムリープの……っ!」 ズキュュュュュュ―――z____ン!!! 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 04 17 59.67 ID PSV3UeLqO バンッ! 長門「……」 喜緑「無事ですか、長門さん。うっ……頭が割れそうになりましたぁ……」 長門「一体なにが」 朝倉「あれ?」 長門「!」 喜緑「り、涼子……?」 朝倉「変ね、私さっきまで飛行機のトイレで……」 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 04 25 56.11 ID PSV3UeLqO 喜緑「あなたどうして……?」 長門「!?……日付が」 8月17日 朝倉「へっ」 喜緑「もしかして……また涼宮さん?」 長門「おそらく」 喜緑「夏休みが終わってほしくないと願ったとか……?」 長門「おそらく」 喜緑「嬉しそうですね」 朝倉「えっ!?嘘!!いま夏休み!!?」 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 04 32 23.14 ID B+oeTTzGP ハルヒGJ 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 04 36 32.33 ID PSV3UeLqO 長門「そう」 朝倉「ヒィィィヤッホオオオオオイッッッ!!!!」 喜緑「しっー!まだ早朝なんだから、静かにしなさい!涼子!!」 長門「」ズンチャ♪ズンチャ♪ 喜緑「な、長門さん?」 朝倉「サイコー!!まだ二週間もわ!!」 長門「」ドンドコドンドコドコ!! 喜緑「やめてくださーい!!近所迷惑ですよー!!」 長門「そういう貴女も笑っている」 喜緑「こ、これは違いますよ……ふふっ」 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 04 39 06.40 ID EwHqIdzh0 ループ1回目はまだこのテンションだったんだなあ 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 04 39 07.90 ID PSV3UeLqO 長門「そう」 朝倉「ヒィィィヤッホオオオオオイッッッ!!!!」 喜緑「しっー!まだ早朝なんだから、静かにしなさい!涼子っ!」 長門「」ズンチャ♪ズンチャ♪ 喜緑「な、長門さん?」 朝倉「サイコー!!まだ二週間もあるわ!!」 長門「」ドンドコドンドコドコ!! 喜緑「やめてくださーい!!近所迷惑ですよー!!」 長門「そういう貴女も笑っている」 喜緑「こ、これは違いますよ……ふふっ」 131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 13 03 31.88 ID PSV3UeLqO 朝倉「確か、17日って徹夜してたわよね?」 喜緑「そうよ。涼子が帰りたくないってごねるから、明日は海に行きましょうと言ったら、もうさらに騒いで……」 Prrrrr!! 朝倉「あっ」 長門「……」ピッ 長門「もしもし」 ハルヒ『有希、あんた今日ヒマでしょ』 長門「そう」 ハルヒ『プールよ!プール!!二時ジャストに駅前に全員集合だからねっ!』 喜緑「デジャヴですね……」 長門「……」 ハルヒ『きいてんのー?』 長門「……わかった」 ハルヒ『ちゃんと来なさいよー』 133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 13 21 30.83 ID PSV3UeLqO 朝倉「あと二週間も休みがあるのか……」 喜緑「思念体の意向としては観測を続けるそうですね……。私たち、これからどうしましょうか?」 朝倉「旅行したいわー」 喜緑「無理よ。前と同じことが起きるなら長門さんはずっと涼宮さんたちと一緒のはずよ。精々一日暇があるかどうか……」 朝倉「海に行こう!うみっ!!」 喜緑「だから、だーめーでーす!!」 長門「ない……」 朝倉「へっ?」 長門「私のDSiがない……」プルプル 134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 13 44 30.42 ID PSV3UeLqO 朝倉「なにがないって……?」 長門「私のソウルシルバーが……ノコッチ、ポポッコ、クロバット……」 喜緑「あぁ!!本当です!!テレビもwiiもブルーレイレコーダーも消えちゃってます!!!」 朝倉「しょんなぁぁぁぁ……」ヘナヘナ 長門「デジャヴ」 喜緑「どうやら時間が巻き戻されると同時に周りにあったモノ全てが元どおりになるそうですね……当たり前か」 朝倉「えーん!有希ー!なんとかしてよぉー!」 長門「情報統合思念体にアクセス……8月31日の時点でこの既知空間上にあった電子機器、および蓄積データを再生する許可を申請」 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 13 45 41.63 ID kQrTJHfBO 情報統合思念体「だめよ」 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 14 08 14.33 ID PSV3UeLqO 長門「……できた」 朝倉「あぁああぁ~!!よかったぁ……」 喜緑「ふぅ……ちょっと焦ったわ」 朝倉「もうこれ無しじゃ生きていけないからね」 長門「……プールに行ってくる」 朝倉「ありがとう有希!いってらっしゃーい!!」 長門「」コクッ 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 14 24 35.39 ID PSV3UeLqO 喜緑「……さて、どうしましょうか」 朝倉「うーん。ぶっちゃけもうポケモンは飽きちゃったのよね」 喜緑「前言を覆しましたね」 朝倉「今だったらゲーム機が沢山あるじゃない?」チラッ 喜緑「だからなんですか」 朝倉「そろそろ新しいのが欲しいなぁ……」チラッ 喜緑「こっちを見ないでください」 朝倉「いいじゃないのねぇええ!!買って買って買ってー!!」 喜緑「あー!!もーっ!!」 141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 14 47 57.21 ID PSV3UeLqO 喜緑「結局ゲームソフトばっかり買わされました……」 朝倉「えへへ、ありがとえみりぃ」 喜緑「どーいたしまして」 朝倉「よし!じゃあはやく家にかえ……そうだわ。夕飯のおかずも買わないと」 喜緑「そういうことはまめね」 朝倉「今日は何にする?しょうが焼きもいいけど、冷やし中華も捨てがたいわね……長門さんが大好きだし。あと、四丁目のスーパーでレバ刺しも売ってたはずよ」ブツブツ 喜緑「(ズボラに見えて結構家事が得意なのよね、この子は。きっといいお嫁さんになるわ)」 朝倉「ってことで会計よろしくー!」 喜緑「でもやっぱりお金は私が払うんですけど……」 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 15 03 19.95 ID PSV3UeLqO 長門「ただいま」 喜緑「おかえりなさい」 朝倉「ほら有希、見て見て!!スマブラにwiiスポーツにマリオカートっ!!」 長門「……」 喜緑「こ、こら涼子!また怒られるわよ!」 朝倉「ハッ!」 長門「……構わない」 喜緑「そうですか……」 長門「私もやりたい。けど、まずはごはんが食べたい」 朝倉「今晩はすき焼きパーティーよ!」 長門「そう」ジュルリ 148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 15 26 57.94 ID PSV3UeLqO ハルヒ『えっ 浴衣持ってないの?』 長門「そう」 ハルヒ『うーん……そっかー』 長門「……」 ハルヒ『それなら私が選んであげるわっ!今日みんなで買いに行きましょ!!みくるちゃんのもついでに!!』 長門「わかった」 ハルヒ『じゃあまたあとで!』プツ 朝倉「取ったどー!スマッシュボール!!」 喜緑「うわあ!なによそれっ!反則です!!」 長門「……行ってきます」 朝倉「はいはい、いってらっしゃーい」 長門「……」 149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 15 42 41.91 ID PSV3UeLqO 喜緑「長門さん!後ろです!!」 長門「……」サッ 朝倉「あっ!またアカこうら避けた!!こらーっ!あんたら勝手に組んでんじゃないわよ!!」 喜緑「私たち仲間ですもん、ねー」 長門「ねー」 朝倉「くっ……!有希!!次はぷよぷよで勝負よっ!!」 長門「かかってこい」 喜緑「ん?」 8月30日 喜緑「……あれ!?もう明日で夏休み終わりじゃないですか!!」 朝倉「えぇ!!?」 長門「」ガーン 150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 15 56 30.52 ID PSV3UeLqO そしてまた最終日 喜緑「はやく行かないと乗り遅れますよ!」グイグイ 朝倉「いやだー!帰りたくないよー!!」 長門「朝倉りょーこぉーっ」 朝倉「ゆきー!!ゆぅぅきぃいいぃいいいい!!!」 ガチャ バタン! 長門「あっ」 シーン 長門「……」ジワッ 長門「うぅ……うぅ……っ!」ポロポロ 長門「学校行きたくない」ガタガタ 153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 16 15 05.23 ID PSV3UeLqO 長門「お願い……もう一度夏休みを……」 長門「神さま」キラン ハルヒ「フォー!!」 ハルヒ「なんだか無性に踊りたくなってきたわーっ!」ズンズンズン♪ ド ド ド ド ド ド ド ド ハルヒ「時間なんて爆発しちゃえばいいのよ!!」 グニャアアア~ン ハルヒ「吹っ飛べッ!バイツァ・ダストォォッッッ!!!」 ズキュュュュュュ―――z____ン!!! 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 16 23 02.96 ID PSV3UeLqO バンッ! 長門「……」 朝倉「……」 喜緑「……」 長門「おかえりみ」 朝倉「ただいま……」 朝倉「ただいまっ!!」 長門「朝倉涼子」ダキッ! 朝倉「有希っ!」ダキッ! 喜緑「またですか……」 朝倉「っっッしゃあああ!!私たちの夏はまだまだ終わらないわよぉぉ!!」 長門「いえーい」 155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 16 35 34.50 ID PSV3UeLqO Prrrrr... 長門「」ピッ 長門「もしもし」 ハルヒ『有希、あんた今日ヒマでしょ』 長門「……」 ハルヒ『ちょっと!聞いてんのー?』 長門「……」チラッ 朝倉「」コクコクッ! ハルヒ『プールよ!プール!!二時ジャストに駅前に全員集合だからねっ!』 長門「……行けない」 ハルヒ『へ?』 長門「行けない」 ハルヒ『行けないって……どういうことよ!?』 長門「今日は予定がある」 157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 16 47 54.50 ID PSV3UeLqO ハルヒ『何よ、それってSOS団よりも大事な用なわけぇ?』 長門「家族で海に行く」 ハルヒ『海!?私たちも連れていきなさいよ!!』 長門「いい」 喜緑「ちょっ!長門さん!」 長門「その代わり私の家族には手を出さないでほしい。約束」 ハルヒ『はぁ?そんなことするわけないじゃない!』 長門「貴女ではなく男性陣が」 ハルヒ『……どーいう意味?』 長門「私の姉妹はナイスバディ。彼女たちの水着姿を見て彼のおにんにんがそそり立つ恐れがある」 159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 16 57 30.95 ID PSV3UeLqO ホワンホンホワ~ン キョン「ぐへへへ……いい身体してんじゃねぇか」 長門姉「いや。止めて」 キョン「げへっ!口では拒んでてもここは正直だぜ……!」 長門姉「んっ」ビクン! キョン「ほらよ、しゃぶれや」コプ 長門姉「ッ!!」 キョン「うっ!」ドピュ 長門姉「きゃあ!」 キョン「はぁはぁ……お前を思ってこんなに出しちまったぜ……」 長門姉「いや~ん///」 161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 17 06 03.18 ID PSV3UeLqO ハルヒ『……』 長門「もしそれができないなら……」 ハルヒ『い、いいわ!やっぱやめとく!!』 長門「そう」 ハルヒ『ま、家族との団欒も大事よね。楽しんできなさい!』プツ 朝倉「やったー!」 喜緑「よかったわね」 長門「いざ、瀬戸内へ」 163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 17 25 11.57 ID PSV3UeLqO 八時間後 朝倉「あー!楽しかった!!やっぱり海は瀬戸内よねー!」 長門「時間が戻ったらまた行く」 朝倉「うん!」 喜緑「あっ 待てください。少し映画館に寄りませんか?」 朝倉「え?なんでよ?」 喜緑「ち、ちちょっとトイレに……」 長門「!!……まさか」ガサゴソ 喜緑「な、長門さん……」 長門「あった」 朝倉「DS?」 喜緑「あわわわわ…」 長門「やっぱり……」 165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 17 38 26.56 ID PSV3UeLqO 朝倉「なに?こんなとこに来てまでポケモン?」 喜緑「あの、その……」アタフタ 長門「今、公開中の映画を忘れた?」 朝倉「えっ なにか面白いのやってたっけ?」 長門「アルセウス」 朝倉「あっ!!」 長門「一人だけ……ずるい」 喜緑「ホントにごめんなさい!!」 168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 17 54 12.94 ID PSV3UeLqO 朝倉「うわああああ!!なんで言ってくれなかったかなぁ!!?」 長門「私もDS持ってこなかった。うかつ」 喜緑「……」 長門「言っておくが」 喜緑「」ビクッ 長門「アルセウスごときで私は倒せない」 喜緑「マジッスカ・・・」 朝倉「でも欲しいんでしょ?」 長門「……幻のポケモンはみんなで手に入れる。だから今日はダメ」 喜緑「うわーん!ぜっがぐごごまでぎだのに゛ぃぃぃ!!」 朝倉「あきらめなさい」 171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 18 05 27.59 ID myR4jYSZ0 コイツらどんだけポケモン好きなんだw そして朝倉はポケモン飽きたんじゃないのかw 172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 18 10 33.16 ID qj4hLGzB0 171 お前は限定とかって言葉にそそられないのか? 173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 18 18 59.27 ID PSV3UeLqO ハルヒ『セミ取りよ、セミ取り』 長門「今日は行ってくる」 朝倉「はーい」 喜緑「いってらっしゃい長門さん」 バタン! 喜緑「……ねぇ涼子」 朝倉「なに」 喜緑「私たち、このままでいいのかしら……?」 175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 18 30 06.72 ID PSV3UeLqO 朝倉「この繰り返される夏休みのこと?」 喜緑「うん。だってループの記憶があるのは私たちだけなんでしょ?いつまでも涼宮さんを放っておいていいと思う?」 朝倉「仕方ないでしょー。私たちの役目は厭くまで観察なんだから」 喜緑「それは、そうだけど……」 朝倉「しつこいわねー。わかった、まだ映画館のことで拗ねてるのね!」 喜緑「ち、違います!」 朝倉「もー、えみりったら可愛いっ!!」 177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 18 45 22.94 ID PSV3UeLqO 朝倉「それに私たちが勝手に動くとなれば長門さん、主流派の連中が黙ってないわよ。結果的にインターフェースが直接関わってたら意味ないもんね」 喜緑「そうかなぁ」 朝倉「カナダ送りにされたくなかったら静観することね」 喜緑「うーっ」 朝倉「さっ!ゲームの続き続き!!」 喜緑「……でも」 朝倉「なによ……まだなんかあるの?」 喜緑「ずっーと遊んでばっかりなのもダメじゃないかしら」 179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 18 56 46.69 ID PSV3UeLqO 喜緑「ほら、私達って現時点で通算一か月はゲームしかやってないでしょ……」 朝倉「だって暇なんだもん。やることないし」 喜緑「……例えばよ、この夏を涼宮さんがあと数十回、何百回とやり直したりしたらどうするの?」 朝倉「いやー……流石にそこまではないでしょ」 喜緑「だから例えばよっ!何年もテレビ、ゲーム漬けなんて馬鹿になっちゃうわ!!」 朝倉「まぁね」 喜緑「もっと時間を有意義に使った方がいいと思わない?勉強とかさ」 朝倉「えっー」 180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 19 08 44.05 ID PSV3UeLqO 長門「ただいま」 喜緑「」カキカキ 朝倉「」カリカリ 長門「?」 朝倉「……ねぇ、えみり。この問題なんだけど」 喜緑「よく読んでみて。そこは同じ条件だから反復方式なの。だから……」 朝倉「そっか、じゃあ……ここをこうすれば……」カリカリ・・ 長門「(あの眉毛とワカメが……勉強してる)」 喜緑「あら、長門さん。おかえりなさい」 朝倉「おかえみりー」 181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 19 21 01.04 ID PSV3UeLqO 長門「」ピコピコ リンク「せいやああああ!!」 喜緑「うーん。難しいですね……」 朝倉「ゆきー、ちょっと音量下げてくんない?」 長門「……わかった」 朝倉「ごめんねー。もう少しで終わるから」 長門「……」 リンク「ウワァアアァアアアア!!」 182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 19 31 54.94 ID PSV3UeLqO キョン「ぶへー」 古泉「ふぇ……」 みくる「ふぇ」 長門「」ピコピコ 古泉「なんとか配り終えましたね」 みくる「そうでしゅね……暑かったぁ」 長門「」ピコピコ キョン「……なぁ長門よ」 長門「なに」ピコピコ キョン「本以外のことに興味を示すのはいいことだけどさ、ゲームばっかやってるとアホになっちまうぞ?」 長門「」ガーン キョン「ほどほどにしとけよー」 長門「……」ボトッ みくる「あ、ゲーム落しましゅたよ」 183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 19 41 27.56 ID PSV3UeLqO ハルヒ「解散ッ!!」 古泉「ではまた」 長門「……」トボトボ 長門「私は何をやっているんだ」 ガチャ 長門「ただいま」 喜緑「」カキカキ 朝倉「」カリカリ 長門「……」 184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 19 50 08.35 ID PSV3UeLqO 朝倉「長文問題って意味がわからないわー」 喜緑「スラッシュリーディングなら知ってるでしょ?最初のうちは読めなくてもいいから、どれが主語なのかくらいは理解してね」 朝倉「単語帳が欲しいわねー」 喜緑「あ、長門さん。おかえりなさい」 長門「……なんで」 喜緑「ん?」 長門「なんで勉強しているの」 193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/30(水) 20 21 21.12 ID PSV3UeLqO 朝倉「んー、将来のためかなぁ」 長門「大学行くの?」 朝倉「それはまだ決めてないわよ」 長門「では何故」 喜緑「このループを有効的に過ごさないかーって涼子と話してたんですよ」 長門「……」 朝倉「終わらない夏休みなんて勉強するにはもってこいでしょ?今こそが周りと差をつけるチャンスよ!」 長門「なるほど」 喜緑「長門さんも一緒にどうですか?」 長門「やる」 朝倉「ふっふっふ……逆に利用してやるわ、涼宮さん」 戻る 次へ
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ベアーズ・ブート・キャンプ(アニメ) 通常魔法 自分フィールド上に「熱血獣王ベアーマン」が表側表示で存在する場合に発動できる。 自分のデッキから獣戦士族・レベル4モンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。 リクルート 獣戦士族補助 魔法 関連カード 熱血獣王ベアーマン(アニメ) 熱血獣王ベアーマン(OCG)
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キャンプ日記/2005年09月12日/9月12日 夏合宿 とくはら #blognavi
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1286349444/607-615 七月末の未明。 夏休みという学生にとっての最大級の休日も、受験生である俺にとっては全く関係ないものであった。 この時期を逃すようなら合格はあり得ないと、皆参考書を片手に意気込むのだ。 はっきり言っちまうと、周りの奴らには良くこんなに蒸し暑い時期にどうしてそこまで張り詰めて勉強できるのかと呆れながら感心している。 そんな他人事のように言っている俺も現在立派な大学受験生なのだが。 とろとろになるぐらいの暑さでぐったりしながら受験勉強に励んでいたある日の夜、俺の携帯電話の着信が鳴った。 確認すると、沙織からだった。 「もしもし」 「あ、京介氏でござるか! どうもお久しぶりです!」 「よう、元気にしていたか?」 「はい、お陰様で私は元気にやっておりますぞ」 電話に出たのはいつものござる口調の沙織からだった。 確かに桐乃や黒猫たちと遊んでいる時の様な声の高さからして悪くないみたいだ。 以前沙織からとある相談を受けてからしばらく経つから心配していたが元気そうで何よりだ。 「京介氏こそ受験勉強ははかどっていますかな? こんなに暑くてはシャーペンを持つのも億劫にはなりませんか?」 「本当その通りだ。今すぐにでもこの身を投げてプールにでも入りたい気分だよ」 「ふふふ、そんな京介氏に朗報ですぞ。今月末に大イベントを開催しようと思いましてな」 「お、また桐乃と黒猫となにか計画しているのか?」 「いえいえ、今回はSNSのイベントではありません。私自身が身内とやろうと思って主催するオフ会です。もちろんきりりん氏や黒猫氏にもこれから教える予定です」 「へぇ。で、なにをやるんだ? やっぱり海や山でキャンプとかバーベキューでもやるのか?」 「さすが京介氏鋭いですな。そうです、ここから少し遠いですが山間部へと赴いてキャンプ場で二泊三日のアウトドアを満喫しようというわけなのです」 「はは、また面白い事をするな。しかしまたなんでそんな大事な事を桐乃や黒猫の前に先に俺に言うんだ?」 「ええと……実は京介氏に頼みたい事がございまして」 「まあいいんだが、内容によるな」 俺は一応受験生だし、引き受ける内容がえらく難しかったりすると勉強にも大きな影響が出てくるからな。 沙織には悪いがあまり面倒な事は引き受けられないのが現状だ。 「いや、そこまで面倒ではありません。ですが、ちょっとした問題がありまして」 「なんだ? とりあえずどんなことなのか言ってみろよ? 話はそこからだろ?」 「……わかりました。実は……」 … … … … 「……ということでして、これを京介氏に」 「すまん、切る」 「ちょっと待ってください! そのような反応をされる事は重々承知しておりました! ですがもう少しだけお話を!」 「切るのは冗談だ、悪かったよ。しかしだな、沙織よ」 「?」 「何で……『俺たちと面識のない奴』限定で誘う必要があるんだ? 別に俺たち四人だけでも十分楽しめるじゃないか?」 「えっと、こ、これには深い訳がありまして」 「つーかこの事を桐乃や黒猫に言ってもはいそうですかってすんなり受け入れるとは思えないぞ? 桐乃はともかく、黒猫なんか断固拒否しそうだぞ」 「そ、その事は既に考えました。もし私たち以外、オタクとはかけ離れた『一般人』まで誘うとなると、嫌でもそういう人たちと対面して交流しなければならない。 私も恐いですが、京介氏が仰る通り黒猫氏が一番拒否を示すでしょう。……正直凄く悩みました。しかしこのまま逃げてばかりではいつまでも進歩できないと思ったのです。 私は……それを、このイベントで乗り越える足枷としたいのです」 「沙織……」 そうか、そうだよな。桐乃や黒猫に言えなかった事をわざわざ役に立つか分からない俺に相談したんだもんな。 沙織の意思を無視してしまったら、それこそこいつの勇気や努力を摘んでしまうかもしれない。 「分かった。俺の知り合いをできる限り集めるからそれでいいか?」 「京介氏……。どうも、ありがとうございます! あの……私のためにここまでしてもらって」 「いいってことよ。こんなこといつものことだろ? 桐乃なんて唐突にそれこそ脅迫するような勢いで人生相談された時があってそんときは大変だったんだぜ?」 「ぁ……そうでござるか」 ん? 俺なんか変なこと言ったか? 沙織の声が暗くなったような気がしたが以前の事は極力話さない方がいいのだろうか? ここは少し話を戻してみるか。 「そういえば人数を集めるとして、いつ頃までにやっとけばいいんだ? そっちだって準備するべきことがあるはずだからそんなに長く待てないよな?」 「そうですね。こちらの準備はそこまで時間はかからないので、できれば一週間以内に集めて頂けないでしょうか?」 「一週間以内だな? 分かった、できる限り早く集めとくから任せとけ」 「繰り返しますが本当にありがとうございます。いつもいつもご迷惑をお掛けして本当に」 「だーかーら、何度も言ってるだろ? 友達なら当たり前のことだって」 「……そうでございましたね。すいません、これから用事があるのでこれで失礼しますね」 「お、おぉ」 それでは、と一言言ってプツッと電話が切れた。 何故か今の言葉だけはいつものござる口調ではなく、お嬢様口調になっていた気がした。 そしてやはり少し暗い印象を受けた。 やっぱり俺、また変な事でも言ったかな? 桐乃のことを話した後に暗くなったのは覚えているがそれは笑うかと思って話題にしたんだが逆効果だったか? それとも沙織から相談を受けたのは最近のことだから、まだまだ現在進行中で自信を持つには日を要するのだろうか。 ……くそ、わかんねぇ。 とにもかくにも乗っかった船だ。やるからにはできるだけ多く集めた方が良いだろうな。 正直なところ受験勉強と暑さが相まってあまり乗り気ではないが今更やっぱり無理でした~なんて言えないよな。 さて、誰から攻めていこうか。と考えてみたものの、最初に誘う相手は既に頭の中に入っていた。 まあ……あいつらしかいねぇよな。同類的な意味で。 一方その頃。 早く切りたいという気持ちを抑えて静かに電話を切った。 軽く深呼吸をして椅子にもたれながら天井をぼーっと眺め先程の事を振り返る。 嫉妬してしまった。きりりん氏に。京介氏の実の妹なのに。 京介氏がとても嬉しそうに彼女の事を話しているのを想像すると、本来ならば仲が良い兄妹だなあという風な笑い話になるはずなのだが 彼女の京介氏に対する感情は並みの兄妹のものではないことはお二人方と接してきて気がついていた。 いや、もしかするとそれ以上の……考えたくない。考えたくもない。 もう寝よう。今まで感じた嫌なものを抑え込むようにベットで丸くなりがら目を閉じた。 眠ることによって少しでもこの感情が減ってくれればいいと願いながら。 次の日学校にて。 というわけで今日は学校で受験生専用の補習を終え、現在ゲー研部室なうだ。 分かっているだろうがここはゲーム制作を目的とした部活なのだが、れっきとしたオタクの奴らの集まりだ。 その証拠に新作のエロゲやアニメのDVD、漫画などがあちこちに散乱していた……はずなのだが 今年入部してきたお節介好きなとある一年女子によって、今は綺麗に整理整頓されている。 ちなみにその一年女子はいつかの俺たちの策略にはまり、腐女子という他人に知られざるべき属性を自ら暴露してしまったために ゲー研の一人の男子部員に深い傷を負わせてしまった経験があるのだが、本人はむしろ以前よりも開放的になったみたいだ。 ……その男子部員はその後どうなったかって? 彼のことを心配するなら頼むから放っておいてくれ。 と、部室に入ると黒猫が何やらノートに書き込んでいる様子が目に映った。 「よう」 「あら先輩、こんにちは」 色っぽさのある笑顔で挨拶し、すぐさま目の前の作業に入った。 黒猫には悪いが、今やっている作業は一旦止めてもらい昨日の沙織の話をさせてもらおう。 「作業中悪い。昨日沙織から何か話しかけられなかったか?」 「ああ聞いたわ。確か大勢で集まってキャンプをしようだとかなんとか」 「そうだ、それなら話は早いな。お前も暇だったら是非参加を……おい、黒猫?」 黒猫のペンを握っている手がぷるぷると震えていた。それどころか手、足と体全体に広がっていき大量の汗が滴り落ちていた。 ……この様子だと沙織と話している時も同じ反応をしたみたいだな。 「せ、先輩は人をど、どのくらい集めるつもりなのかしら?」 「うーん、とりあえず知り合いだけを集めるつもりでいるから十人程度だな」 「じ、十人!? あ、あの本当に私たちだけじゃ……駄目なのですか?」 今にも泣き出しそうな顔で問いかける黒猫。 やはり以前の沙織と同様に、俺たち以外の人との交流を極端に嫌がっているみたいだ。 「ああ、いつものように桐乃と俺、それに沙織と黒猫のメンツだけでも楽しいだろうな。 ……しかしだな、俺たち以外の奴らと交流したらもっと楽しくなるかもしれないだろ?」 「それはそうですけど……」 「それに沙織が何でこの企画を考えたのか分かるか? 多分お前と同じ心境だろうけどそういう自分が嫌で克服したいだそうだ。 ……俺は沙織が頼ってくれたことは嬉しいし、何より前向きになっている姿を応援してあげたいんだよ」 「むぅ……」 黒猫は俯きながら何か小言のようなものを漏らしていたが、何と言っているのかは残念ながら聞き取れなかった。 潤んだ瞳で顔をあげた黒猫は弱々しくもはっきりとした口調で発した。 「わ、わかりました。考えておきます」 「ありがとよ、頼んだぞ」 やっぱり昨日沙織から連絡がきたときに断ったんだろうか。それが事実なら、黒猫なら十中八九そうするとは思っていたが 予想以上に泣きべそをかくくらいに拒否反応を示したことにこれで本当に良かったのかと胸が痛くなってきた。 だって、今俺が黒猫にした事は説得しているようにも見えるが相手に無理矢理自分の価値観を押し付けている状況にも見えなくはないだろう。 俺のした事って、本当にこれで良かったの? と不安に駆られている最中に突然訪問者が現れた。
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Last up date 2011-05-25 20 59 51 (Wed) マップ>エンブリオ領>騎士団キャンプ マップ ▲ 隣接マップ データの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 名称 座標 編集 編集 編集 編集 編集 編集 ▲ 施設一覧 ▲ NPC一覧 データの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 番号 NPC名 座標 種族 備考 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 ▲ MOB一覧 ▲ 採集一覧 ▲ 過去のコメントはコチラ 名前
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0251_一学期<夏休みの思い出>能力 限界突破 必殺技:蹴り技主体の我流格闘術 ゲームオリジナルカード 0251_一学期<夏休みの思い出>/コメント 0251_一学期<夏休みの思い出> 朱雀 0251 一学期<夏休みの思い出> (いちがっき<なつやすみのおもいで>) 勢力・陣形 タイプ コスト 基本技 朱雀五聖陣 技 6 正面の敵を攻撃 TYPE 無の相手にクリティカル【威力300】 能力 初期ステ Lv 0 HP 800 攻 640 防 445 速 125 5 880 672 467 126 10 960 704 489 127 15 1040 736 511 128 20 1120 768 534 1301段階突破 20 1185 818 569 130 25 1265 850 591 131 30 1345 882 613 132 35 1425 914 635 133 40 1505 946 658 1352段階突破 40 1570 996 693 135 45 1650 1028 715 136 50 1730 1060 737 137 55 1810 1092 759 138 60 1890 1124 782 1403段階突破 60 1955 1174 817 140 65 2035 1206 839 141 70 2115 1238 861 142 75 2195 1270 883 143 80 2275 1302 906 1454段階突破 80 2340 1352 941 145 85 2420 1384 963 146 90 2500 1416 985 147 95 100 2660 1480 1030 150 このページの先頭へ 限界突破 限界突破 Lv上限 コスト HP 攻 防 1段階 40 7 +65 +50 +352段階 60 8 +65 +50 +353段階 80 9 +65 +50 +354段階 100 10 +65 +50 +35 必殺技:蹴り技主体の我流格闘術 効 果 技Lv 威力 正面の敵を攻撃 TYPE 無の相手にクリティカル さらに常時効果を打ち消す 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 450 468 492 516 540 558 582 606 630 672 技ランク 補 足 H・SP・極(コスト6) スクショがあれば貼る 編集 この技の説明 / この技の威力一覧 / この技を持つカードの一覧 このページの先頭へ ゲームオリジナルカード 「鳳凰学園夏休み祭2013 前半戦」(フロンティア 2013年8月6日~8月13日、フロンティア+ 2013年8月8日~8月15日) 期間にF、SP、H、S、CP(0242~0246)のカードを引いて、 「フロンティアポイント」を4000ポイント獲得したプレイヤーに、 0250_一学期<夏休みの思い出>・0251_一学期<夏休みの思い出>(このカード)・0252_一学期<夏休みの思い出>の 三種のうちからランダムで1枚配布される期間限定カード。 6429_一学期<夏休みの思い出>とイラストは同じのアナザーで、背景と効果が異なる。 なお、「ポテンシャル解放中」の対象カードとなっており、 フロンティアでは2013/8/27、フロンティア+では2013/8/29までの期間のみ、Lv.が最大状態として扱われる。 (ポテンシャル開放中) ※ポテンシャル解放中でも経験値は通常通り入手可能。 ※期間が過ぎると、所持している経験値に従って、本来のLv.に戻る。 ※合成の成功確率は、本来のLv.で計算。 フロンティア 実装日:2013年8月6日 フロンティア+ 実装日:2013年8月8日 このページの先頭へ 0251_一学期<夏休みの思い出>/コメント 個人的には、水色が良いけど、タイプは魔なんだよなぁ - 名無しさん 2013-08-06 17 24 24 素材にすると贖罪じゃなくて正鵠になるんだな - 名無しさん 2013-08-10 15 04 07 まぁ、「さらに」の方についてるからね - 名無しさん 2013-08-10 16 42 19 名前 ステータス/技威力等の追加掲載依頼は以下↓↓にご記入ください コメントの最初に、カード名として【 [[0251_一学期<夏休みの思い出>]] 】を入力(【 】内をコピペ)してください (ステータス掲載用コメントは全カードで共有します。カード名を入れないと、どのカードのステータスか判りません)。 Lv20 HP952 功624 防528 速124 - 10214_武神将ヘルマティオ 2015-02-02 18 11 01 名前 このページの先頭へ
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金沢文庫~金沢八景沿線(下り) 通称「文八」で知られる有名撮影地です。 上りはこちらから ▲明鉄撮影切り位置により影が・・・ ▲明鉄撮影。入庫も撮れますが、300㎜必須… ▲明鉄撮影。やっぱり影が… まぁ、切り位置、撮影場所はたくさんあるので、そうすれば、影ははいらないかもしれません。